手間を減らして、ひらめきを増やす。HITが拓く、次のモノづくり。


新潟県三条市で各種ドライバーやビットなどを手掛けるアネックスツール株式会社。同社では販売管理パッケージ「HIT販売仕入」を導入し、長年カスタマイズを重ねながら【営業・製造・出荷・生産管理】までつながる一元管理システムへ育て上げてきました。今回はその歩みと導入効果、そして今後の展望についてお話を伺いました。
導入前はどのような課題を抱えていましたか?
受注はFAX、工程は職人の勘、在庫は紙台帳・・・多品種少量生産なのに情報が分断され、残業が常態化していました。「忙しいのに利益が薄い」状態を脱するには、販売と生産を一気通貫できる仕組みが必要だと痛感していました。
HIT販売仕入を選んだ決め手を教えてください
標準機能が軽快で、段階的に生産管理まで拡張できる 【懐の深さ】です。導入当初は売上伝票入力だけでしたが、社内の課題が顕在化するたびに小さなカスタマイズを積み上げられる点が大きな魅力でした。
デジタル受注(OCR・EDI・メール取込)の効果は?
入力要員は1/3で済んでいます。転記ミスも減り、月次締め処理は「丸一日」から「2時間」に短縮されました。
社員の反応はいかがですか?
「HITがないと仕事にならない」という声が定着しています。データに基づいた判断が当たり前になり、残業削減と品質向上が同時に進みました。
自動生産計画機能について教えて下さい

以前はベテラン社員が経験と勘に頼って生産予定を立てていましたが、現在では誰でもボタン一つで各工程の生産スケジュールを自動で作成できるようになりました。
部品製造の工程マスタに機械情報やサイクルタイムを登録しておけば、数式に基づいて自動的に計算されるため、新人でもスムーズにスケジュールを組むことが可能です。
作成されたスケジュールは工程ごとに割り振られ、作業量がグラフで可視化されます。直接工は月単位で自工程の作業予定量を一目で把握できるため、前倒し生産や他部門への応援などを自主的に調整する動きが促進されています。
全社で一元管理するメリットは?
営業・業務・製造・設計・生産管理のすべての部門が共通のデータベース上で運用されているため、情報伝達がシームレスに行えます。各部門が縦割りで情報を抱えるのではなく、必要に応じて横断的に情報へアクセスできる仕組みとなっており、ムダな作業を排除し、情報更新時の誤りも防止されています。
今後の展望をお聞かせください
DXをさらに推し進め、【必要な物を必要な量だけ・必要な時に】作るレベルを高めたいと考えています。キャパシティ情報を活かし、繁閑に応じて部門を超えたリソースシェアを自律的に行う、そんな組織に進化させていきます。

会社プロフィール
| 会社名 | アネックスツール株式会社 |
| 本社所在地 | 新潟県三条市塚野目2201番地 |
| 従業員数 | 180名(2025年7月現在) |
| 業種 | ドライバーを中心とした精密ハンドツールの開発・製造・販売 |
| ウェブサイト | https://www.anextool.co.jp/ |
| 導入システム | HIT販売仕入 |
| オプション | 単価管理、入出庫管理、セット商品管理、見積管理など |
| カスタマイズ | 生産管理(生産シミュレーション・ライン別作業指示・作業負担グラフ・生産カレンダー・組立ピッキング処理など) 商品ランク管理、タブレット出荷検品、デジタル受注、ロケーション管理、ライフサイクル管理、他 |

